高齢者・有病者歯科治療
高齢や病気になると身体の抵抗力が落ちてくるため、虫歯や歯周病が進行しやすくなります。
特に歯周病と糖尿病は関係が深く、相互に悪化させる作用があるので注意が必要です。
くわしくは、
https://www.jda.or.jp/park/relation/periodontaldisease-diabetes_02.html
お口の中の細菌が全身に回ると、誤嚥性肺炎や菌血症などを引き起こして生命を脅かすことにもなりかねません。
最近では、がんの治療や全身麻酔の手術前に歯の健診をすすめる病院も多くなってきました。
また、咀嚼や嚥下などの口腔機能の低下(オーラルフレイル)により、生活の質(QOL)が下がってくるということも明らかになっています。
定期的な健診とクリーニングにより、お口の中のリスク要因を抑えることが何よりも大切なのです。
定期的な健診とクリーニングにより、お口の中のリスク要因を抑えることが何よりも大切なのです。
ご来院の際には、病歴や服用薬などをお伝えください。
必ずお伝えいただきたいこと
- 糖尿病
- 心臓病
- 脳血管障害
- 肝臓病
- 透析治療中
- がん治療中
- 血が止まりにくい病気
- 血液をサラサラにする薬の服用
- 骨粗しょう症治療薬の服用
- ステロイド剤の長期服用
など
処置の内容によっては血圧などをモニタリングしながら行うこともあります。
服用中のお薬は中断せずに普段通り服用を続けてください。
車椅子をご利用の場合でも、そのまま治療室やトイレに入ることができますので、どうぞご安心ください。
なお、当院での治療が困難と判断した場合は、大学病院など高度医療機関を紹介させていただく可能性があります。