虫歯の治療
最近CM等で「歯の再石灰化」についてご存じの方も多いと思われますが、これはごく初期の歯の変化に対する治癒反応であり、目で見てわかるような虫歯(C1以上)は、残念ながら自然に治ることはありません。
治療内容は虫歯の範囲によって変わってきます。
➡ 狭い範囲の虫歯(C1~2) → コンポジットレジン充填(白い樹脂の詰め物)をします。
➡ 広い範囲の虫歯(C2) → 型をとってインレー(部分的な詰め物)やクラウン(全体の被せ物)をはめます。
➡ 深く神経にまで達する虫歯(C3) → 歯根内の消毒(根管治療)の後、クラウンを被せます。
メタルクラウン | セラミッククラウン |
➡ 歯の形が無くなってしまった虫歯(C4)→ 保存が不可能な場合は、残念ながら抜歯となります。
奥歯のインレー・クラウンについては、条件付きで保険内でも白い材料が使えるようになってきましたが、金属製(銀歯)にせざるを得ない部分もあります。
お口を開けた時に金属が見えてしまうのが気になる方には、保険外のセラミックによる修復をご案内しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、金属アレルギーの診断書がある場合には、白い歯の保険適用範囲が広がりますのでお申し出ください。